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「片目失明者友の会」

[2016.06.25]

視覚障害の認定基準は両目の視力を足した数値や視野により1~6級に分けられ、最も軽度な6級では「一眼の視力が0.02以下、他眼の視力が0.6以下で両目の視力の和が0.2を超えるもの」と記されています。

片目の視力を失った人たちで作るNPO団体がこの認定基準の見直しを求める活動をしているという記事を新聞で読みました。代表の久山公明さん(66歳・広島市)は小学3年生の時、左目の視神経に異常が見つかり間もなく失明。障害認定の申請をしましたが右目の視力が1.5あったため基準を満たしていないと認めてもらえなかったそうです。片目失明からくる頭痛やめまい、転倒による怪我、職業選択の制限などさまざまな苦悩があり、それらを多くの人々にも知ってもらい障害認定を認めてもらいたいと「片目失明者友の会」を発足させて活動を続けているとのこと。多くの署名を集め厚生労働省にも提出していて、塩崎厚恭久厚労相が今年の3月の参院予算委員会で検討を進めて結論を出したいと答弁したと記事にありました。1日も早く朗報が聞けると良いと思うと同時に、医療に携わる仕事をしている自分としてもできることを協力したいと思いました。このお話をブログで紹介することで会の存在を色々な人にも知っていただけたら幸いです。 ( Y . K )

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