先日の読売新聞で花粉症対策の記事を読みました。

年々患者数が増加している花粉症ですが、近年品種開発が進み無花粉や少花粉のスギがあることは知ってました。林野庁は２０１５年度から森林所有者が従来のスギを伐採して花粉の少ないスギの苗木に植え替える場合の費用に補助金を出すことを決めたそうです。今はまだ無花粉や少花粉スギの苗木の供給量は苗木全体の１割程度しかなく、こういった補助金を行うことで２０１７年度には全体の５割以上に引き上げたいそうです。

スギ花粉の飛散が減って花粉症に苦しむ人が減るのは眼科医には少し複雑ですが、やはり健康に過ごせる社会が一番だと思います。それまでは、早めの点眼などで花粉症対策をしていきましょう。　( Y . K )